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【バンドってどうやって組むの??】僕のバンド遍歴
こんにちわ。
Tees Music School ベース講師の植木です。
今年の3月に当スクール主催で、ライブハウス初心者の方に向けたイベントを行いました。
イベントとしてめちゃめちゃ面白かったし、出演者が個性的でグッと来るものもあって、みんなのこれからの活動を応援したくなりました。
すごくいいイベントだったと思います。
そんなイベントが開催される前、参加申し込みの問い合わせに「バンドは組んでないけど参加してみたい」といったものがいくつかあったそうです。
メンバーを探すのは大変ですし、どうやって探したらいいかわからない、といった声もあると思います。
僕自身いくつかバンドをやってきましたが、バンドを組むのは本当に運というか、縁がないとなかなか難しいと思っています。
そこで、これからバンドを組みたいと考えている方へ向けて、僕が今までどういった経緯でバンドをやっていたのかを書いていきます。
<profile>
植木貴士
群馬県太田市出身。
幼少よりエレクトーンを始め、中学校では吹奏楽部に在籍。
進学した大学で軽音楽部へ入部し、ベース始める。
大学卒業後から本格的にバンドを始め、バンドを転々としながらサポートベーシストとしても活動。
2017年に当時サポートしていたOrganic Callに加入。
2021年11月にOrganic Callを脱退。現在は副業音楽講師として活動中。
・1つ目のバンド
大学3年生の終わりごろ、軽音楽部の同級生と組んだのが最初のバンドです。
僕以外の3人は時期はバラバラですが部活をやめていて、3人のうち唯一交流があったのが学科とゼミが同じだったドラム一人だけでした。
僕以外の3人は交流があったようでバンドを組んでいて、何度かライブもしていました。
ですが、当時のベースが抜けるというのをドラムから伝えられ、加入しないかと誘われたのがきかっけで、このバンドに加入しました。
4人全員同い年で、同じ大学の同級生で組んだバンド。
これが部活以外で始めた初のバンドです。
結局、数年後にギターがバンドを辞めると切り出したのをきっかけに解散しました。
3人とも音楽な人間関係、自分の向き不向きや今後の生活などの悩みや葛藤があって、それを共有して足並みを揃えて活動できなくなったのが解散した大きな原因だったと、今になっては思います。
いろんな失敗をこのバンドではしました。
でも、このバンドのギターのおかげ音楽に深く触れるきっかけが出来、今の自分の基盤が出来たと思っているので彼には感謝しています。
・2つ目のバンド
2つ目のバンドは前のバンドが解散してから1年弱程経ったくらいで加入したと思います。
イベントで一緒だったことのあるバンドがメンバーを募集しているのをツイッターで見かけ、連絡したのをきっかけで加入しました。
この頃はよくツイッターでメンバー募集を探していた記憶があります。
元地下アイドルの女性ボーカルのミクスチャーのバンドで、メンバーみんな僕より年上でしたね。
このバンドは僕が加入した年に解散してしまうのですが、大きな原因は作曲者が変わり思うように制作できなくなったのと、ボーカルの国試や将来のこと、ドラムの生活苦などが原因でした。
このバンドもたくさんの失敗をしました。
ただ、このバンドに入ってから苦手な打ち上げで積極的に人と話すように努力したり、まめにライブハウスに遊びに行くようにしていました。
ここで、苦手な人との交流の機会を増やしていったことで、後に繋がっていきます。
・3つ目のバンド
3つ目のバンドは、メンバー募集サイトで募集の記事を探して連絡したところから始まりました。
今まで加入していたバンドはレーベルや事務所に所属していたことがなかったのですが、このバンドは地方のライブハウスが持っている事務所に所属していたので、加入希望の連絡をする後押しになりました。
最初は正規サポートから始まって、半年後くらいに加入したと思います。
このバンドでも色々と勉強させてもらいました。
事務所に入っているのもそうですが、はじめて遠征したのもこのバンドでしたし、同じ事務所に有名なご当地アイドルがいたのでそのバックで演奏する経験をさせてもらえたり。
飛行機で遠征したのは本当にわくわくしました。
僕の前身のベースの方がとにかく上手い人で結構有名なジャズバンドに加入されるんですが、楽器のことも結構教えてもらいましたね。
あと、このバンドに入ったあたりから、2つ目のバンドの時に出会った知り合いのバンドのサポートをしたり、レコーディングを手伝うようになりました。
交流するって大事なんだな、と本当に思いましたね。
最後のバンドのサポートを始めたのもこの3つ目のバンドが解散する年からです。
結局このバンドは、度重なるメンバー変更によるストレスや、ボーカルの年齢などの問題で先が見えなくなってしまい、ボーカルから解散の話が切り出されてそのまま解散しました。
・最後のバンド
最後のバンドは結成当初からサポートメンバーとして参加していました。
サポートをするきっかけは、メンバーと僕とで共通の知り合いがいたことです。
この知り合いというのがライブハウスのスタッフさんなのですが、主に2つ目のバンドの時に非常にお世話になった方で、解散した後も知り合いライブハウスに顔を出しに行っていたので、気にかけてくれていたんだと思います。
サポートメンバーとして活動している間、参加しなかったイベントは2つくらいしかなかったと思います。
そこからその年の11月頃に3つ目のバンドの解散が決まり、メンバーと言って差し支えないほど一緒にやっていたのもあったので、そのまま同年の12月に加入を発表しました。
このバンドが一番楽しくて大変でしたね。
最終的に僕の家族の問題や将来のことを考え、メンバーと話し合いの末に2021年の11月でこのバンドを脱退することになります。
そして今に至ります。
・バンドをやっていて大切だと思ったこと
計4つのバンドで活動してきたわけですが、最初のバンド以外はほぼ初対面のバンドで、人付き合いが苦手ながらもとにかく音楽がやりたい一心で人の輪と、加入するバンドの中に南無三って感じで飛び込んでいきました。
大抵の場合、楽器をやっている人で「バンドやろうぜ!」と声をかけられて嫌な人はそうそういないと思います。
特に、同じコミュニティの中にいる人や、似たようなコミュニティにいる人。
人付き合いが苦手だとしても、「音楽が好き」、「バンドが好き」、はじめましての人に最初に声をかける理由はこれで十分。
そのあとの会話が苦手なら、少しずつ相手に対してリスペクト出来る部分を見つけていくのがいいと思います。
そうすると自然と相手に興味がわいてきて、自然と会話も弾むと思います。
人との関わり方は少しずつ勉強していけばいいですし、そうやって人との輪を広げていけばどこかでつながる縁も出来てきます。
メンバー募集に飛び込むのもそんなに怖がる必要ありません。
メンバー募集をかけているバンドはメンバーが見つからなくて困っているから募集をかけていますし、かけている側の気持ちも各々の選考基準はあると思いますが、基本は「ウェルカム!」って感じだと思います。
まずは勢いでガンガン飛び込んでみてください。
失敗しても上手くいかなくても、「バンドがやりたい!」という熱意があればきっといいメンバーが見つかります。
勇気が報われて、楽しく音楽が、バンドが出来る事を願っています。
Tees Music School × 渋谷Club Crawl
“be Connect vol.2”
日時:2022年 8月1日
場所:渋谷Club Crawl https://bighitcompany.com/crawl
参加費:3,000円/1名(お客様動員1名ごとにキャッシュバック有*バンドごと)
*バンド単位での申し込みとなります。
参加申し込みはこちら!!!
お問い合わせ: Tees Music School
[mail] info@teesms.jp [tel] 03-4400-6700
募集枠が定員に達し次第、締め切りとさせていただきますのでご了承ください。