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2021.04.15

音楽理論・初級編 #1-b ~メジャースケール~

Tees Music School ギター講師のRyosukeです!

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前回の記事はこちら

 


前回からの続き、12音→7音に限定したインターバルを見ていきましょう。

説明しやすい様にCから並べ始めて、この7つの音のインターバルを確認していきます。

“全・全・半、全・全・全・半”

 

このインターバルで並んだ音階(スケール)を「メジャースケール/Major Scale」と呼びます。

この場合はCから始めたのでCメジャースケールです。

(半音・全音については前回の記事を参考にしてください。)

 

全・全・半~と呪文の様に唱えて覚えるのも煩わしいので順番に番号振って覚えちゃいましょう!!

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶとローマ数字を使う事も多いので併せて覚えちゃってください!

 


 

「3~4」と「7~1」2ヶ所だけが半音のインターバル

半音の間隔になるのはこの2ヶ所しかありません!

 


Gから始まって
もDからもAからでも、半音2ヶ所のポイントを見つけよう!



登場人物7人の物語で、主人公にあたる1番目の音がキーの主となる音です。主音トニックと呼びます。

この場合のCが主人公で、他の6個の音とそれぞれ一定の距離感・関係性でストーリーが展開されていきます。


つまりKeyとはメジャースケールの1番目の音と言えます。



例えばCDEFGABの7音で、Dから始めたらKeyはDになるのか?

なりません!!

これはKey=CでDから始めただけです(Dドリアンスケールと言いますがここでは省略します)

 

D E F G A B C そのまま並べるとインターバルがずれてしまうので#や♭(調号)を使って直してあげます。

D E F# G A B C# D これでKey=Dの正しいメジャースケールの並びになりました。

 


 

まとめ

・メジャースケールは「3~4」と「7~1」の2ヶ所だけが半音のインターバル

・メジャースケールの1番目の音がKey、主音(Tonic)

・何番目の音から始めても使う7音が変わらなければ同じKey

 


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次の記事はこちら→ 音楽理論・初級編 #1-c ~スケールに基づいたコード~